断想(読み)だんそう

精選版 日本国語大辞典 「断想」の意味・読み・例文・類語

だん‐そう ‥サウ【断想】

〘名〙 その時々に思い浮かんだ断片的な考え。また、それをしるしたもの。
※竹沢先生と云ふ人(1924‐25)〈長与善郎〉竹沢先生の顔「先生一人合点の断想が〈略〉ここかしこ走り書きしてあった」

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デジタル大辞泉 「断想」の意味・読み・例文・類語

だん‐そう〔‐サウ〕【断想】

折に触れて浮かんでくる断片的な考え。また、それを記したもの。「断想を綴る」
[類語]雑感雑念邪念俗念余念妄念妄想誇大妄想被害妄想強迫観念随想随感偶感寸感

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