斜面上昇風(読み)シャメンジョウショウフウ

デジタル大辞泉 「斜面上昇風」の意味・読み・例文・類語

しゃめん‐じょうしょうふう〔‐ジヤウシヨウフウ〕【斜面上昇風】

アナバチック風

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の斜面上昇風の言及

【グライダー】より

…とくに上昇気流がある場合には,降下速度がその分だけ減るので,滑空距離や耐空時間が延びる。上昇気流は,市街地や畑地の上空に見られる熱気泡,山の風上側斜面に見られる斜面上昇風,山の風下側に生ずる山岳波,寒冷・温暖前線の暖空気の側に見られる前線上昇風などに存在し,これらの上昇気流をうまくつかまえて利用することが,グライダーの長距離滑空では重要になる。
[離陸方法]
 グライダーの発進には,かつてはゴムの索を用いてパチンコ式に打ち出す方法もあったが,現在多く使われているのは,自動車や飛行機によってロープで引いてもらうか,ウィンチでロープを巻きとってもらう方式である。…

※「斜面上昇風」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」