斜行縄文(読み)しゃこうじょうもん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「斜行縄文」の意味・わかりやすい解説

斜行縄文
しゃこうじょうもん

縄文ともいう。土器文様一種原体の撚り紐を口縁平行または垂直に回転施文すると,条の斜走する縄文が得られる。これを斜行縄文といい,縄目文様の最も基本的なものである。斜行縄文の右傾するものと左傾するものが交互に配置されると,羽状縄文になる。また原体の撚り紐を工夫することによって各種の文様ができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android