斎藤利永(読み)さいとうとしなが

世界大百科事典(旧版)内の斎藤利永の言及

【斎藤妙椿】より

…戦国時代の武将。持是院(じぜいん)妙椿。妙椿は法名。美濃守護土岐氏の守護代斎藤利明(宗円)の子で,美濃斎藤氏の基礎をかためた利永の弟。妙椿は50歳まで,浄土宗西山派の善恵寺(現,岐阜県加茂郡八百津町)の塔頭(たつちゆう)持是院で僧の生活をおくるが,1460年(寛正1)兄利永の死により僧籍のまま家督をついだ。応仁の乱で西軍に属し,在京して戦った守護土岐成頼に対し,守護代として在国した妙椿は,国内の対立勢力の打倒,諸荘園の押領を行って,土岐氏をしのぐ勢力を確立した。…

※「斎藤利永」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android