文法教育(読み)ぶんぽうきょういく

世界大百科事典(旧版)内の文法教育の言及

【文法】より

…人は,十分に習得した言語(特に幼時以来自然に習得したいわゆる母国語)を用いる場合には,いちいちその文法を意識する必要はない。たいていの日本人は,もし学校等で文法教育を受けなければ,〈美しい〉はしかじかの活用をする,というようなことを自覚的な知識として明確には持たぬまま一生を過ごすであろうし,文法教育を受けたところで,平生そうした知識をいちいち意識して言語を用いているわけでは決してない。それでも,人は自由に言語をあやつる。…

※「文法教育」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」