文学クラブ(読み)ぶんがくくらぶ

世界大百科事典(旧版)内の文学クラブの言及

【ウォートン】より

…《スペンサー作“神仙女王”の研究》(1754,増訂1762)も,当時の堅苦しい〈新古典主義〉の風潮に対し,もっと色彩豊かな詩的想像力の世界に立ち帰る姿勢を示している。彼は兄のジョーゼフとともにS.ジョンソンの〈文学クラブ〉に属したが,そこにはすでに次の時代のロマン主義的風潮が胚胎していたのである。1756‐66年,オックスフォード大学詩学教授。…

【ジョンソン】より

…65年かねてからの計画によって《シェークスピア著作集》を編集・出版,序文はすぐれたシェークスピア論となっている。 1763年のちに彼の伝記を書いたJ.ボズウェルと出会い,翌年にはジョンソンが中心となってE.バーク,O.ゴールドスミスら当時の有名人を会員とする〈クラブ〉(のち文学クラブと改名)を創立する。クラブを中心とした対談家ジョンソンの一面はボズウェルの《サミュエル・ジョンソン伝》に詳しい。…

※「文学クラブ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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