文字の法師(読み)モンジノホウシ

デジタル大辞泉 「文字の法師」の意味・読み・例文・類語

もんじ‐の‐ほうし〔‐ホフシ〕【文字の法師】

もっぱら教理経文研究にのみふけり、実践的な禅行を修しない法師禅僧学問僧をあざけっていう語。→暗証あんしょう禅師ぜんじ

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精選版 日本国語大辞典 「文字の法師」の意味・読み・例文・類語

もんじ【文字】 の 法師(ほうし)

経典注釈や教理の研究にのみつとめて、実践修行を忘れている僧。禅僧から学問僧をあざけっていう語。
正法眼蔵(1231‐53)心不可得「徳山宣鑒禅師、そのかみ金剛般若経をあきらめたりと自称す、〈略〉しかあれども文字の法師の末流なり」

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