日本歴史地名大系 「敷島(城島)」の解説 敷島(城島)しきしま(しきしま) 奈良県:桜井市朝倉・初瀬・上之郷地区敷島(城島)「万葉集」(巻九、一三、二〇)に「磯城島のやまとの国」「式島のやまとの国」「志貴島のやまとの国」「之奇志麻乃夜末等」とあり、秋津洲(あきつしま)と同様、大和(日本)の枕詞となった。師木嶋(「古事記」欽明天皇段)、志紀(「日本書紀」皇極紀)、城上(しきのかみ)(和名抄、続日本後紀)の用字もある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報