数珠掛鳩(読み)ジュズカケバト

デジタル大辞泉 「数珠掛鳩」の意味・読み・例文・類語

じゅずかけ‐ばと【数珠掛×鳩】

ハト科の鳥。全身薄茶色で、くびの後ろに黒褐色の輪模様がある。古くから世界的に広く飼われていた家禽かきんで、原産地北アフリカとされる。

ずずかけ‐ばと【珠掛×鳩】

じゅずかけばと(数珠掛鳩)」に同じ。

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精選版 日本国語大辞典 「数珠掛鳩」の意味・読み・例文・類語

じゅずかけ‐ばと【数珠掛鳩】

〘名〙
① ハト科の鳥。シラコバト近縁種原種として作り出された飼養品種。全長約三三センチメートル。羽色灰白色で、くびの背面に一条の黒線があるのでこの名がある。各地飼い鳥として飼育。特に、純白色の変種ギンバトと呼ばれる。〔生物学語彙(1884)〕
※俳諧・炭俵(1694)上「岸のいばらの真(まっ)白に咲〈野坡〉 雨あがり珠数懸鳩の鳴出して〈孤屋〉」

ずずかけ‐ばと【数珠掛鳩】

〘名〙 鳥「しらこばと(白子鳩)」の異名。
※洒落本・二日酔巵觶(1784)大尾合点と繰出す珠数掛鳩(ズズカケハト)間言(むだ)に三ん枝の礼も聞かねば」

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動植物名よみかた辞典 普及版 「数珠掛鳩」の解説

数珠掛鳩 (ジュズカケバト)

学名Streptopelia risoria
動物。ハト科の鳥,家禽

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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