数無し(読み)カズナシ

デジタル大辞泉 「数無し」の意味・読み・例文・類語

かず‐な・し【数無し】

[形ク]
物の数ではない。取るに足りない。つまらない。また、はかない。
いにしへゆ言ひ継ぎ来らし世の中は―・きものそ」〈・三九七三〉
数限りがない。
「ふりしけば―・くたまる白雪の何を憂しとか下にきゆらむ」〈古今六帖・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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