数寄を凝らす(読み)すきをこらす

精選版 日本国語大辞典 「数寄を凝らす」の意味・読み・例文・類語

すき【数寄】 を 凝(こ)らす

風雅意匠をつくす。風流な工夫をいろいろとほどこす。
※蔵の中(1918‐19)〈宇野浩二〉「軍人が馬に、芸者が著物に、昔の文士が硯に、それぞれ〈略〉数寄(スキ)をこらすやうに」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「数寄を凝らす」の意味・読み・例文・類語

数寄すきら・す

建物道具などに、風流な工夫を隅々までほどこす。「―・した茶室

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