数子(読み)かずのこ

精選版 日本国語大辞典 「数子」の意味・読み・例文・類語

かず‐の‐こ【数子】

〘名〙 ニシンの卵。塩づけにしたものを塩数の子、乾燥したものを干し数の子という。正月など祝い事の時に用いる。《季・新年》
※俳諧・鷹筑波(1638)五「数の子は皆年つよか今朝の春〈道節〉」

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