散逸過程(読み)サンイツカテイ

デジタル大辞泉 「散逸過程」の意味・読み・例文・類語

さんいつ‐かてい〔‐クワテイ〕【散逸過程】

熱平衡にない物質系において、摩擦によって力学的エネルギー電気エネルギーが熱に転化する不可逆変化熱力学における自由エネルギー減少に相当する。しばしば秩序だった巨視的な構造が生み出される場合があり、そのような構造は散逸構造とよばれる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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