散見(読み)さんけん

精選版 日本国語大辞典 「散見」の意味・読み・例文・類語

さん‐けん【散見】

〘名〙 あちこちに見えること。ところどころで目に触れること。また、あちこちに散らして見せること。
童子問(1707)下「若欲此掲示当時風俗人物、須見之本紀世家之間
舞姫(1890)〈森鴎外〉「幾百種の新聞雑誌に散見する議論には」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「散見」の意味・読み・例文・類語

さん‐けん【散見】

[名](スル)あちこちに見えること。ちらほら目につくこと。「雑誌等に散見する新語
[類語]出没見え隠れ隠見神出鬼没

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「散見」の読み・字形・画数・意味

【散見】さんけん

ちらほら。

字通「散」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android