散心(読み)さんしん

精選版 日本国語大辞典 「散心」の意味・読み・例文・類語

さん‐しん【散心】

〘名〙 仏語。乱れて安住しない心。平常の心。
往生要集(984‐985)大文一〇「二散業、謂行住坐臥、散心念仏」 〔摩訶止観‐五・上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android