散後(読み)ちりおくれる

精選版 日本国語大辞典 「散後」の意味・読み・例文・類語

ちり‐おく・れる【散後】

〘自ラ下一〙 ちりおく・る 〘自ラ下二〙 他の花や葉が散ったあとまで散らずに残っている。
※教長集(1178‐80頃)「ひときづつ花はさかなん山桜ちりをくるるをひかずみるべく」

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