敢無なる(読み)あえなくなる

精選版 日本国語大辞典 「敢無なる」の意味・読み・例文・類語

あえなく【敢無】 なる

「死ぬ」を間接的にいう。はかなくなる。
※浄瑠璃・国性爺合戦(1715)一「后をおほひかこへ共、運の極(きはめ)や胸いたに、はっしと当り玉の緒もきれてあへなく成給ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android