敗北(読み)ハイボク

デジタル大辞泉 「敗北」の意味・読み・例文・類語

はい‐ぼく【敗北】

[名](スル)
戦いに負けること。「ライバルとの決戦敗北する」⇔勝利
戦いに負けて逃げること。敗走
みなもって―せずといふ事なし」〈平家・五〉
[類語]負け劣敗連敗力負け一敗陥落落城敗走潰走帰服帰順屈従服従忍従参る降伏降参投降恐れ入る負けるギブアップかぶとを脱ぐシャッポを脱ぐ一本取られる敗れる敗戦負け戦敗退完敗惨敗大敗惜敗やられる土がつく一敗地にまみれる屈するふくする屈服くじけるひざを屈するひざをかがめる軍門にくだ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「敗北」の意味・読み・例文・類語

はい‐ぼく【敗北】

〘名〙 (古くは「はいほく」) 戦いに負けて逃げること。敗走。また、現代では単に、負けることをいう。
※平家(13C前)五「みなもって敗北せずといふ事なし」 〔史記‐項羽本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「敗北」の読み・字形・画数・意味

【敗北】はいぼく

敗戦。敗走。〔史記、項羽紀〕吾(われ)兵をしてより今に至るまでなり。身(みづか)ら七十餘戰~未だ嘗(かつ)て敗北せず。天下せり。

字通「敗」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android