放投・放抛(読み)ほうりなげる

精選版 日本国語大辞典 「放投・放抛」の意味・読み・例文・類語

ほうり‐な・げる はふり‥【放投・放抛】

〘他ガ下一〙 遠くへ投げる。また、むぞうさにあるいは乱暴に投げる。
洒落本・玉之帳(1789‐1801頃)二「道かん山でかわらけをなげる気でさかづきをほふりなげる」
※がらくた博物館(1975)〈大庭みな子〉犬屋敷の女「何もかも放り投げて明日にでも引揚げる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android