放射性鉱物(読み)ほうしゃせいこうぶつ

百科事典マイペディア 「放射性鉱物」の意味・わかりやすい解説

放射性鉱物【ほうしゃせいこうぶつ】

ウラン,トリウム,ラジウムなどの放射性元素を相当量含有する鉱物。それら放射性元素の崩壊放射能を有し,ガイガー計数管や写真フィルムに感ずる。ピッチブレンド,センウラン鉱,リン灰ウラン鉱,モナズ石など。原子力資源として重要。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「放射性鉱物」の意味・わかりやすい解説

放射性鉱物
ほうしゃせいこうぶつ

放射能鉱物

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の放射性鉱物の言及

【鉱物】より

…この方法は鉱物の決定を行うにあたり長年にわたって用いられてきた手法であって,現在並用されているX線粉末回折法とともに鉱物学に欠くことのできない方法である。(10)放射性 鉱物のなかにはウラン,トリウムなどを含有し放射性をもつものもあり,放射性鉱物と呼ばれている。センウラン鉱,モナザイトなどいくつかの鉱物がこれに属する。…

※「放射性鉱物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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