放ち鳥(読み)ハナチドリ

デジタル大辞泉 「放ち鳥」の意味・読み・例文・類語

はなち‐どり【放ち鳥】

翼を切って池に放して飼う鳥。
「島の宮まがりの池の―人目に恋ひて池にかづかず」〈・一七〇〉
飼っている鳥を逃がすこと。特に、放生会ほうじょうえのとき、死者追善のため鳥を放すこと。また、放たれた鳥。はなしどり。
の内の名残り忘るな―心のままにあくがれぬとも」〈新撰六帖・六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android