攪擾(読み)かくじょう

精選版 日本国語大辞典 「攪擾」の意味・読み・例文・類語

かく‐じょう ‥ゼウ【攪擾】

〘名〙 かきみだすこと。かきまわして混乱を起こさせること。
舎密開宗(1837‐47)内「其青浸酸に膚接する処のみ紅色に変ず。之を攪擾すれば全器尽く紅色と為る」
経国美談(1883‐84)〈矢野龍渓〉前「此の論士偽弁は一時能く会員の思慮を攪擾するの勢力ありし」

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普及版 字通 「攪擾」の読み・字形・画数・意味

【攪擾】かくじよう

みだす。

字通「攪」の項目を見る

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