操縦(読み)そうじゅう

精選版 日本国語大辞典 「操縦」の意味・読み・例文・類語

そう‐じゅう サウ‥【操縦】

〘名〙 (「操」は手にしっかり持つ、「縦」は手からはなすの意)
① 思うようにあやつり動かすこと。自由にあやつること。現在では直接手を下したり指示したりしないで、結果的にこちらの思うように人を行動させることにもいう。
日本外史(1827)二二「進退操縦 莫意」
社会百面相(1902)〈内田魯庵〉老俗吏「あの衆は政党の操縦や議会の懸引が本職で」
② 特に、飛行機自動車などの機械を動かすこと。
屋根裏法学士(1918)〈宇野浩二〉「飛行機の操縦などは巧みにちがひない」

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デジタル大辞泉 「操縦」の意味・読み・例文・類語

そう‐じゅう〔サウ‐〕【操縦】

[名](スル)
人を思いどおりにあやつること。「部下操縦法」
航空機や大型機械を動かすこと。「旅客機操縦する」
[類語]運転操る操作扱う操舵面舵取り舵舵を取る運航運行走行通行交通

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「操縦」の読み・字形・画数・意味

【操縦】そうじゆう

操りうごかす。

字通「操」の項目を見る

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