播種(読み)はんしゅ

精選版 日本国語大辞典 「播種」の意味・読み・例文・類語

はん‐しゅ【播種】

〘名〙
※造化妙々奇談(1879‐80)〈宮崎柳条〉二編「悄(ひそか)に其土宜を相(さう)して、播種(ハンシュ)を試みしに、幸ひに年穀豊稔して、貲財繁殖せり」
② 種をまいたように細菌または癌細胞などが体内に分布すること。

は‐しゅ【播種】

〘名〙
耕地作物種子をまくこと。たねまき。
自由之理(1872)〈中村正直訳〉三「五穀を播種し」 〔孟子‐告子上〕

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デジタル大辞泉 「播種」の意味・読み・例文・類語

は‐しゅ【×播種】

[名](スル)
作物の種をまくこと。種まき。「秋野菜播種する」
ウイルス癌細胞などが生体内で最初感染または発生した場所から離脱し、体液の流れに乗って体全体に広がったり他の臓器に転移したりすること。

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改訂新版 世界大百科事典 「播種」の意味・わかりやすい解説

播種 (はしゅ)

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普及版 字通 「播種」の読み・字形・画数・意味

【播種】はしゆ

種まき。

字通「播」の項目を見る

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「播種」の意味・わかりやすい解説

播種
はしゅ

種播き

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世界大百科事典(旧版)内の播種の言及

【種まき】より

…作物の種子を圃場(ほじよう)または苗床にまきつけることで,播種(はしゆ)ともいう。種まきは作物栽培の出発点にあたり,スタートを順調にすることが,その後の生長を保障する要件となる。…

※「播種」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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