撥荷・刎荷(読み)はねに

精選版 日本国語大辞典 「撥荷・刎荷」の意味・読み・例文・類語

はね‐に【撥荷・刎荷】

〘名〙
多くのものの中から選び出して別にした荷物
② 船が荒天・座礁その他の事故で危険に瀕したとき、その安全のため、積荷一部ないし全部海中に捨てること。また、その捨てられた荷物。打荷。捨荷。荷打ち
通航一覧(1853)二二五「俵物凡三千三百程追々はね荷仕」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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