撓り(読み)タオリ

デジタル大辞泉 「撓り」の意味・読み・例文・類語

たおり〔たをり〕【×撓り】

山の稜線のくぼんで低くなっている所。鞍部。たわ。
高山の峰の―に射目いめ立ててしし待つごとく」〈・三二七八〉

おおり〔ををり〕【×撓り】

花や葉がたくさんついて枝がしなうこと。
はぎの花咲きの―を見よとかも」〈・二二二八〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android