摩訶不思議(読み)まかふしぎ

精選版 日本国語大辞典 「摩訶不思議」の意味・読み・例文・類語

まか‐ふしぎ【摩訶不思議】

〘名〙 (形動) (「摩訶」は大の意) 非常に不思議なこと。
春城随筆(1926)〈市島春城〉趣味談叢「後にはこれを奥義と云うて大切にし秘する事になり、さながら摩訶(マカ)不思議があるかの如く思はせる様になった」
※白く塗りたる墓(1970)〈高橋和巳〉一〇「病院も結構、摩訶不思議な組織体なのだ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「摩訶不思議」の意味・読み・例文・類語

まか‐ふしぎ【摩×訶不思議】

[名・形動]非常に不思議なこと。また、そのさま。「なんとも摩訶不思議事件だ」
[類語]不思議怪異奇妙奇怪奇異怪奇不可思議面妖奇天烈けったい奇っ怪奇奇怪怪怪しい伝奇謎めく神秘霊妙不可解ミステリアス異常異様不審不自然奇態風変わり特異異状異例非常別条変ちくりん変てこ変てこりん妙ちきりんおかしいおかしな珍奇新奇珍妙奇抜奇警奇想天外突飛ファンシー突拍子もない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android