デジタル大辞泉
「摘出」の意味・読み・例文・類語
てき‐しゅつ【摘出】
[名](スル)
1 つまみだすこと。全体の中からあるものを特に抜き出すこと。「要点を摘出する」
2 手術で、体内の異物などを取り出すこと。剔出。「体内から銃弾を摘出する」
3 悪事などをあばきだすこと。剔出。「造反者を摘出する」
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てき‐しゅつ【摘出】
〘名〙 つまみ出すこと。あばき出すこと。また、手術で、
病気に侵された
部分をとり除くこと。
※彼日氏教授論(1876)〈
ファン=カステール訳〉六「摘出の
方法とは所謂法律家の要事なるものにして」
つみ‐いだ・す【摘出】
〘他サ四〙 つまんでとりだす。
多くの中からえらんでつみとる。
※
源氏(1001‐14頃)
野分「御直衣花文綾を、このごろつみいだしたる花してはかなく染めいで給へる」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「摘出」の読み・字形・画数・意味
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報