揚州塩商(読み)ようしゅうえんしょう

世界大百科事典(旧版)内の揚州塩商の言及

【新安商人】より

…新安は徽州の古名である。彼らの活動は古くから知られているが,明代中期からいっそう活発となり,開中法(塩法)の運司納銀制への転換を契機に,塩商としての地位を強化し,揚州塩商の中核となった。彼らの業務は,塩商のほか,穀物商,絹織物商,綿布商,茶商から,海外貿易,金融,手工業経営にまでおよび,数種の営業を兼ねる者もあったが,主たる活動は流通部門にあった。…

※「揚州塩商」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android