掴面(読み)つかみづら

精選版 日本国語大辞典 「掴面」の意味・読み・例文・類語

つかみ‐づら【掴面】

〘名〙 欲の深そうな顔。また、そのような人をののしっていう語。
俳諧・ゆめみ草(1656)冬「大鳥にめがくる鷹やつかみづら〈孚卜〉」
※浄瑠璃・卯月の潤色(1707頃)中「此つかみづら兄弟が、お亀女夫を踏み付けにせこめ廻す」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android