控ゆ(読み)ヒカユ

デジタル大辞泉 「控ゆ」の意味・読み・例文・類語

ひか・ゆ【控ゆ/×扣ゆ】

[動ヤ下二]《「ひか(控)う」が中世以降ヤ行に転じて用いられた語。終止形は「控ゆる」となる》「控える」に同じ。
「木影に―・ゆる程もなく」〈逍遥訳・自由太刀余波鋭鋒〉
「是を思ふに―・ゆれば一分弱し」〈浮・禁短気・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例