探索・探賾(読み)たんさく

精選版 日本国語大辞典 「探索・探賾」の意味・読み・例文・類語

たん‐さく【探索・探賾】

〘名〙 (古くは「たんざく」)
① さぐりもとめること。さがしたずねること。
※書言字考節用集(1717)八「探索 タンザク 今世常談」
文明論概略(1875)〈福沢諭吉〉二「近来西洋の学者は専ら此法を用ひて事物の探索(タンサク)に所得多しと云ふ」 〔易経‐繋辞上〕
② 特に、罪人などの行方罪状などをさがし調べること。また、そのことに当たる人。
※新聞雑誌‐一六号・明治四年(1871)一〇月「官より沿道の県々へ厳重探索(タンサク)捕縛せしむべきの命下り」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android