掛花・懸花(読み)かけばな

精選版 日本国語大辞典 「掛花・懸花」の意味・読み・例文・類語

かけ‐ばな【掛花・懸花】

〘名〙 華道で、花器を壁、柱などに掛けて飾ること。また、その花。⇔置き花
※閑耳目(1908)〈渋川玄耳〉俳的「真面目に話をして居るかと思へば、ヒョクリ立って掛花(カケハナ)の葉を挘ったり枝を矯めたりする」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

エルニーニョ現象

《El Niño events》赤道付近のペルー沖から中部太平洋にかけて、数年に1度、海水温が平年より高くなる現象。発生海域のみならず、世界的な異常気象の原因となる。逆に海水温が下がるラニーニャ現象も...

エルニーニョ現象の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android