掛初(読み)かきぞめ

精選版 日本国語大辞典 「掛初」の意味・読み・例文・類語

かき‐ぞめ【掛初】

〘名〙 江戸時代男の子が七歳または八歳になり、初めてふんどしをつけた庶民習俗母方おばから紅絹(もみ)のふんどしを贈られる習わしがあった。
浮世草子西鶴置土産(1693)三「七歳の時かき初(ソメ)に絹のふんどし買うて」

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