掛くま(読み)かけくま

精選版 日本国語大辞典 「掛くま」の意味・読み・例文・類語

かけ‐くま【掛くま】

〘名〙 稲を穂のまま、青竹にかけて神に供えること。また、そのもの。
※神宮文庫本倭姫命世記(1270‐85頃)「抜穂に抜かしめて、皇太神御前懸久真(カケクマ)に懸け奉り始めき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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