掃灑(読み)そう(さう)さい

普及版 字通 「掃灑」の読み・字形・画数・意味

【掃灑】そう(さう)さい

水をそそぎあらう。〔越絶書、外伝記宝剣〕此の劍をりしの時に當り、赤の山破れて錫(すず)を出だし、耶の溪涸れて銅を出だし、雨師灑し、雷(げきたく)し(ふいごに風を送り)、蛟鑪(ろ)を捧じ、天せり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の掃灑の言及

【掃除】より

…中国で〈掃除(そうじよ)〉ははらいぬぐうという意味で,類似語に掃地(そうち)(地面を掃ききよめること),掃洒(そうさい),掃灑(そうさい)(ともに,掃いて水を注ぐこと)などがある。日本でも掃除という言葉は平安時代ごろから文章語としては多少使われているが,日常語としてはほとんど使われず,もっぱら〈きよめ〉とか〈はく〉が使われていた。…

※「掃灑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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