掃守在上(読み)かにもりの ありかみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「掃守在上」の解説

掃守在上 かにもりの-ありかみ

?-? 平安時代中期の官吏
朱雀(すざく)朝につかえた左衛門府府生で,物の形をうつすのにたくみであった。「今昔物語集」によれば,天慶(てんぎょう)4年(941)反乱をおこした藤原純友(すみとも)が殺されて京都におくられたとき,勅命によってその首の画をかいたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android