捨書(読み)すてかく

精選版 日本国語大辞典 「捨書」の意味・読み・例文・類語

すて‐か・く【捨書】

〘他カ四〙 無造作に書く。筆にまかせて書く。書き捨てる。
源氏(1001‐14頃)末摘花「白き紙に、すてかひ給へるしもぞ、中々をかしげなる」

すて‐がき【捨書】

〘名〙 無造作に書くこと。筆にまかせて書くこと。また、その書いたもの。〔改正増補和英語林集成(1886)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android