捨刀(読み)すてがたな

精選版 日本国語大辞典 「捨刀」の意味・読み・例文・類語

すて‐がたな【捨刀】

〘名〙 特別の目当てもなく刀を振り回すこと。手当りしだいに敵を切り倒すこと。〔文明本節用集(室町中)〕
幸若・十番斬(室町末‐近世初)「兄弟が手にかけて闇討のすて刀、数をもしらぬ処なり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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