挿頭の箱(読み)かざしのはこ

精選版 日本国語大辞典 「挿頭の箱」の意味・読み・例文・類語

かざし【挿頭】 の 箱(はこ)

「かざしの花」を入れる箱で、黒棚の上にのせ、座敷装飾とするもの。
於母影(1889)〈森鴎外ら訳〉笛の音「わがよむふみの見えざるは かざしの匣にやいれつらむ」

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