挟撃(読み)きょうげき

精選版 日本国語大辞典 「挟撃」の意味・読み・例文・類語

きょう‐げき ケフ‥【挟撃】

〘名〙 両側からはさみうちにすること。
※明治月刊(1868)〈大阪府編〉四「ガラントの背後を攻(せめ)しめ、夾撃をなさんと謀りしにより」
※不如帰(1898‐99)〈徳富蘆花〉下「左右より夾撃(ケフゲキ)せられて」 〔史記‐淮陰侯伝〕

はさみ‐う・つ【挟撃】

〘他タ四〙 敵を中にはさむように、両側から攻撃する。はさみうちにする。

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デジタル大辞泉 「挟撃」の意味・読み・例文・類語

きょう‐げき〔ケフ‐〕【挟撃/×夾撃】

[名](スル)両方からはさみ撃ちにすること。「前後から敵を―する」
[類語]猛攻猛撃猛爆猛襲痛撃奇襲夜襲電撃攻撃襲撃急襲強襲突撃進撃進攻侵攻攻勢ねらい撃ち征伐せいばつ総攻撃攻略直撃迫撃挟み撃ち出撃追い撃ち追撃アタックおそ襲いかかる攻める攻めかかる攻め立てる

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普及版 字通 「挟撃」の読み・字形・画数・意味

【挟撃】きようげき

夾撃。

字通「挟」の項目を見る

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