挟持(読み)キョウジ

デジタル大辞泉 「挟持」の意味・読み・例文・類語

きょう‐じ〔ケフヂ〕【挟持】

[名](スル)
両側から支え助けること。
心に抱くこと。
物を携え持つこと。
「若し天下に律書を―する者あれば死罪に処するに至れり」〈吉岡徳明・開化本論〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「挟持」の読み・字形・画数・意味

【挟持】きようじ(けふぢ)

もつ。心にもつ。宋・軾〔留侯論〕大は、卒然として之れに臨むもかず。故無くして之れに加ふるも怒らず。此れ其の挾持する甚だ大にして、其の志甚だければなり。

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