持立(読み)もちたて

精選版 日本国語大辞典 「持立」の意味・読み・例文・類語

もち‐たて【持立】

〘名〙 所有して間もないこと。持ったばかりのもの。
滑稽本浮世風呂(1809‐13)三「持立(モチタテ)女房だ迚(って)、間がな透(すき)がなお縁さんの傍へ倚て、のろけた顔を見なナ」

もっ‐た・てる【持立】

〘他タ下一〙 もった・つ 〘他タ下二〙 持ち上げるようにして立てる。
※清原国賢書写本荘子抄(1530)八「魚の驚てひれをもったてたる体也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android