持渡(読み)もてわたる

精選版 日本国語大辞典 「持渡」の意味・読み・例文・類語

もて‐わた・る【持渡】

〘他ラ四〙 持ってこちらから向こうへ行く。また、持って向こうからこちらへ来る。
※観智院本三宝絵(984)中「百済国より彌勒の石の像をもてわたれり」
※枕(10C終)一「火などいそぎおこして、炭もてわたるもいとつきづきし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android