拝読(読み)はいどく

精選版 日本国語大辞典 「拝読」の意味・読み・例文・類語

はい‐どく【拝読】

〘名〙 読むことをへりくだっていう語。つつしんで読むこと。拝誦。〔文明本節用集(室町中)〕
※国会論(1888)〈中江兆民〉「我れ且つ酒を飲みてこれを拝読(ハイドク)せん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「拝読」の意味・読み・例文・類語

はい‐どく【拝読】

[名](スル)読むことを、その筆者を敬っていう謙譲語。拝誦。「御著書拝読しました」
[類語]音読黙読朗読棒読み空読み暗唱口誦読誦朗唱拝誦代読読み上げる

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android