拝具(読み)はいぐ

精選版 日本国語大辞典 「拝具」の意味・読み・例文・類語

はい‐ぐ【拝具】

〘名〙
① (つつしんで書き記すの意) 手紙末尾に記して先方敬意を表わす語。敬具。古くは手紙の冒頭に用いられることもあった。
※鷹見泉石宛渡辺崋山書簡‐天保七年(1836)一二月一八日「頓首拝具」
神仏を拝むとき用いる道具。〔水滸伝‐第四回〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「拝具」の意味・読み・例文・類語

はい‐ぐ【拝具】

《つつしんで申し上げました、の意》手紙の終わりに書くあいさつの語。敬具。
[類語]敬具敬白謹言草草怱怱かしこ頓首不一不二

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