押草(読み)おしくさ

精選版 日本国語大辞典 「押草」の意味・読み・例文・類語

おし‐くさ【押草】

〘名〙 草を束ねて一方から押して行き、魚を川岸へ追い詰めて取る川漁の法。草寄(くさよせ)
※虎明本狂言・武悪(室町末‐近世初)「是はいかほどもいる。惣じて道具もいらず、おしくさを以てとる」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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