押直(読み)おしなおる

精選版 日本国語大辞典 「押直」の意味・読み・例文・類語

おし‐なお・る ‥なほる【押直】

〘自ラ四〙 (「おし」は接頭語) 正しく座に着く。覚悟して座に直る。すわりこむ。
※虎寛本狂言・鱸庖丁(室町末‐近世初)「某(それがし)よしにあまり、板もとにおし直り、箸刀おっ取って」

おし‐なお・す ‥なほす【押直】

〘他サ四〙 (「おし」は接頭語) もとの形になおす。もとの形に正しくなおす。
平家(13C前)四「太刀ゆがめば躍りのき、おしなをし、踏みなをし」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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