押木(読み)おしぎ

精選版 日本国語大辞典 「押木」の意味・読み・例文・類語

おし‐ぎ【押木】

〘名〙
彫金師が彫金に使う木の台。
② すり臼を回すために付けてある把手(とって)
※綿(1931)〈須井一〉二「私と父はY字形の押木を押して臼を廻した」

おさえ‐ぎ おさへ‥【押木】

〘名〙
① 物を支え、押しつける木。
骨折をした場合、その部分にあてる板。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

青天の霹靂

《陸游「九月四日鶏未鳴起作」から。晴れ渡った空に突然起こる雷の意》急に起きる変動・大事件。また、突然うけた衝撃。[補説]「晴天の霹靂」と書くのは誤り。[類語]突発的・発作的・反射的・突然・ひょっこり・...

青天の霹靂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android