押含・押包(読み)おしくくむ

精選版 日本国語大辞典 「押含・押包」の意味・読み・例文・類語

おし‐くく・む【押含・押包】

〘他マ四〙 (「おし」は接頭語) 物を包む。くるむ。くくむ。
※宇津保(970‐999頃)蔵開上「生まれ給へる君をいと清くのごひて〈略〉この袴にをしくくみて」

おし‐くくみ【押含・押包】

〘名〙 物を包むこと。また、包むためのもの。また、それで包んだもの。包み。
※夜の寝覚(1045‐68頃)二「御おしくくみなど、なべてならず清げにしたてて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android